主管校 歓迎のことば

流通経済大学 学長
上 野 裕 一

 2022年9月24日・25日の2日間に渡り、流通経済大学新松戸キャンパスを会場として「日本スポーツ教育学会 第42回大会」が予定されていることを大変嬉しく、光栄に思います。

 流通経済大学は,茨城県龍ケ崎キャンパスと千葉県新松戸キャンパスの2キャンパス制をとっており、スポーツ健康科学部は龍ケ崎キャンパスを学びの場としています。龍ケ崎キャンパス周辺にはサッカーやラグビーなどのグラウンドがいくつもあり,キャンパス内のスポーツ健康センターや柔・剣道場はスポーツ健康科学部の学生だけでなく、スポーツに関わる多くの学生が活動しています。これらのスポーツ施設を活用したスポーツ健康科学部学生の学びは、理論と実践を共有できる素晴らしい授業が展開されています。一方で、新松戸キャンパスは都心にアクセスがしやすく、都心部を中心に多くの学生が登校しています。

 本学は昨年4月よりReborn RKU Visionという新たなビジョンを掲げ、SDGsやLGBTQの理解促進など、多様性のあるキャンパス作りを目指しています。さらには国際的職業人の育成にも大きな成果をあげています。貴学会第42回大会は、新松戸キャンパスでの開催予定ですが、お時間がある方は是非龍ケ崎キャンパスまで足を延ばしてみてください。

新松戸キャンパスには講堂や200人規模の教室があります。学会を開催する上で非常に優れた環境であると自負しています。会員の皆様方の情報交換に有意義な場になることを祈念しています。

 スポーツが持つ教育的意義はいまさら語るまでもなく、先生方が長年にわたって蓄積してきた英知を積み重ね、そこからすべての人々がスポーツを享受できる世界を開拓し、実現されるような研究がなされることを切に願います。

 最後に,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が始まって2年以上が経過しました。大会が開催される頃には感染状況が落ち着き、無事対面での大会開催が実現できることを願うとともに、会員の皆様と幅広い議論と深い探求ができることを期待しております。

会長挨拶

日本スポーツ教育学会 会長
友 添 秀 則

この度、日本スポーツ教育学会第42回大会を2022年9月24日(土)~9月25日(日)の両日にわたって、流通経済大学を会場として開催致します。2019年末に発生した新型コロナウイルス感染症の影響で、第40回大会及び第41回大会はWEB開催となりました。第42回大会は、3年ぶりの対面による開催を予定致しております。

ご存じのように、先ごろ第3期スポーツ基本計画が答申され、2020年4月からはオリパラ東京大会のレガシーを継承する新しい施策が始まっております。また、学校運動部活動の段階的地域移行が来年4月から実施される運びとなりました。これまでのわが国の学校を中心としたスポーツ振興の体制が大きく変わろうとしています。

このようにスポーツ教育の在り方が大きく変わろうとする今、多くの会員が一堂に会して、ともに膝を交えて考え、交流する機会はきわめて大切であると考えます。会員の皆様方には、万障お繰り合わせの上、大会にご参加くださいますようにお願い致します。皆様と、流通経済大学でお会いできることを楽しみに致しております。

実行委員長挨拶:日本スポーツ教育学会 第42回大会開催に向けて

第42回学会大会 組織委員長
三 木 ひ ろ み

2022年9月24日(土)~9月25日(日)、流通経済大学において、日本スポーツ教育学会第42回大会を開催させていただくことになりました。久しぶりに対面での学会大会です。たくさんの方々に会場でお会いできることを楽しみにしております。

2019年12月に新型コロナ感染症の最初の感染者が確認された後、わずか数か月の間に世界的な大流行パンデミックとなり、今は3年目に入ってwith コロナの生活になっています。北京2022冬季オリンピック・パラリンピックが開催され、その間の2月24日には、ロシアによるウクライナ侵攻が始まりました。「何が起こっているのか」「どうして?」「どうすればいいの?」「何ができるの?」、これまでの常識や当たり前が通用しない、多くの情報や議論があっても対立が解消しない、解決策が見いだせない状況に直面することが多くなりました。一般的にも認知度が上がってきている持続可能な開発目標(SDGs)の目標達成期限は2030年です。

こうした状況の中、個人的な話で大変恐縮ですが、研究という活動にかかわってきて本当によかったと思うようになりました。個人的な思いから研究が始まったとしても、古今の研究者たちが行ってきたことを学び、課題の全体像や本質をつかもうとし、自身が焦点を当てる領域や課題を明確にして、誠実に研究に取り組み、得られた研究結果を公表して様々な人たちと議論し、成果を社会の様々なところに活用したり、次の取組につなげる。こうしたことは、自身が明らかにしたことや研究の正しさを主張するためではなく、開拓した領域の正当性を主張するためのものでもありません。課題を解決できなかった、何も明らかにできなかった、失敗したと思われる研究からも学ぶことが多く、そうした研究に感謝することができる活動です。経験の多少や実績、年齢、性別、職業や地位、国籍や人種等、どんな多様性があっても、誰もが等しく議論し成長しあえる場です。こうした場でこそ、自分自身で意識することが難しい自分の当たり前や枠組みに気づくことができ、利害を超えてみんなで一緒に、キーワードや流れに乗っているだけでなく革新的な発想や取組を、生み出すことができるのではないかと思います。

2021年に「誰一人取り残さない」キャンパスづくりを宣言し、2022年、多様性を尊重し多様性を生かして新たな価値を生み出す「ダイバーシティ共創」センターを開設した流通経済大学で、日本スポーツ教育学会第42回大会を開催できることを大変光栄に思っております。日本スポーツ教育学会会員の皆様も、これまで学会大会に参加したことのなかった皆様も、少しでも興味関心のある方々を誘って是非ご参加ください。心よりお待ち申し上げております。